コンコンチキチン♪コンチキチンの音
祇園祭と言えばコンコンチキチンコンチキチンが鳴り響く音が代名詞です。
コロナ禍で躊躇したのですが思いきって見物に行きました。
マナーを守る人が多かったお蔭でスムーズに見物出来たというのが印象。
山鉾巡行の見物客の数が14万人とマスコミで発表、久しぶりの賑わいだったようです。
祇園祭りの起源
千年以上も前からの歴史を誇る祇園祭ですが、最初は疫病が流行り、その祓いをするために祭りを行ったという。その後、都の商人たちも加わり現在の祇園祭へと発展したという。
一時、応仁の乱で中断したということですが、それでも人々の思いが強かったのでしょう。
鉾頭
写真を撮るのは鉾の周りになってしまうのですが上に向けて鉾頭を撮ると全体像が見えます。
しかし鉾頭を付けている鉾の方が少ないかもしれません。高さが25メートルにもなるようです。
宵山
出店が出て通りは賑わっています。
お囃子の鉦の音があちこちで響きます。
今どきの金魚すくいに笑いました。
祇園祭のお稚児さん
現在の山鉾巡行では、生稚児は長刀鉾だけになってしまったそうです。
しばらくの間は神の使いとしてのお役目を果たさなければなりません。
神社でお祓いを受けてから山鉾巡行までの間の生活は一変するそうです。
山鉾巡行の当日は強力さんに肩に乗せてもらい鉾迄進みます。
鉾の梯子も剛力さんが方に乗せて運びます。
皆の協力があっての祇園祭だというのがよく分かります。
山鉾巡行
蟷螂山という鉾があります。カマキリが乗っている鉾です。
なぜカマキリなのかというと、その昔、足利氏に立ち向かったみやこびとをたたえたものだそうです。
カマキリは強いものに果敢に立ち向かう性質があることからの所以という。
ちょうど蟷螂山の近くに立っていた関係者の話です。