京都 城南宮のしだれ梅と源氏物語に出てくる花の庭flowers garden of Genji Story, the oldest story written by a woman

広告

城南宮の歴史

平安京に都が遷った時、国の安泰と都の守護を願って創建されたということです。(城南宮案内から)

平安時代後期に離宮が築かれ院政の拠点となりました。
また方違(かたたがえ)の宿として使われたということです。

皇女和宮内親王が江戸に向かわれる折、道中安全の祈祷を修めた城南宮でありました。

明治維新を告げる鳥羽伏見の戦いは城南宮の参道から始まったということです。

参道を真っ直ぐ歩くと神苑入口に着きます。
神楽殿では巫女さんの舞が行われるので、その時間に合わせて参拝すると良いでしょう。

巫女さんにお祓いを受ける人たち

春の山

しだれ梅が見事に咲き誇っています。
白河上皇は城南離宮を築く際、「源氏物語」に描かれた光源氏の大邸宅「六条院」を真似て造ったと言われています。(案内から参照)


150本ものしだれ桜が咲き誇っています。

https://youtu.be/ABUxe-6pC-U

源氏物語花の庭には椿が

源氏物語に描かれた花などが約80種類あるそうです。
その一部です。

源氏物語の「紫の上」

春を好んでいたという紫の上、光源氏に北山で見出された季節が春だった。紫の上は藤壺の姪にあたる。
源氏が35歳の時に六条院が完成。そして春の町に源氏と葵の上が住まう。(「はじめての源氏物語」講談社)

紫の上と住んでいた春の町には梅が香っていたという。
しだれ梅が咲き誇っている城南宮神苑の「春の山」の意味も分かる気がします。

葵の上

藤壺

母を早くに失くした光源氏は、藤壺を母への憧れを抱いたがそれ以上の女性として憧れるようになる・・・・・という話ですが、色恋だけではない源氏物語の大和言葉や光源氏の心の奥に秘められる気持ちが理解できれば物語が一層面白くなります。

藤壺
紫式部

平安の庭に咲く木々や草花

宮城野萩
日本の最も古い花のひとつ藪椿(やぶつばき)
一位


京都駅から城南宮へはバスで行きました

:京都駅八条口E1(らくなんエクスプレス)バス乗り場
:京都駅八条口H7(市バス)バス乗り場
 八条口からは上の2つの乗り場ですが、烏丸口からも市バスが出  ているそうです。
*帰りは駅までタクシーで戻りましたが1830円かかりました。

広告

NO IMAGE