山形県 立石寺 創建860年 不滅の法灯

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の細道を行く

山形県立石寺という寺あり。慈覚大師の開基にして殊に清閑の地なり。一見すべきよし人々のすすむるによりて尾花沢よりとつてかへし、其の間七里ばかりなり。(奥の細道)

JR山形新幹線は、途中からローカル線に変わったかなというスピードで山形駅に向かいます。
周辺は文字通り山が多く勾配があるためにスピードを落とすらしい。景色は緑一面の山と田畑。

JR山寺駅構内の写真 将棋の町にふさわしく駒が置かれています。

蕎麦店や土産物店が立ち並ぶ市道を真っ直ぐ歩きます。

立石寺入口

市道を真っ直ぐ歩いてくると看板が目に留まります。
人間の煩悩の108の階段を上ります。日枝神社の鳥居の先に階段があります。

根本中堂

108段を上がった先に根本中堂が見えます。
創建は宝珠院 立石寺によると860年ということです。
不滅の法灯が灯っているという。

大イチョウが目を引きます。銀杏の木は延焼を防ぐと拝観者が話してくれました。

境内を歩いていると水みくじがありました。
おみくじを水の中に浸すと文字が出てくるというものです。

芭蕉像

閑かさや 岩にしみいる 蝉の声 (松尾芭蕉)

開山堂

松尾芭蕉によると「岩に巌を重ねて山とし、松柏年旧(草かんむりの古い感じ)り、土石老いて苔滑らかに、岩上の院院扉を閉じて物の音きこえず。(奥の細道)

岸をめぐり岩を這いて仏閣を排し、佳境寂寞として心すみ行くのみおぼゆ(奥の細道から引用)

写真で見るよりも登りやすい山です。杖を借りて歩く人も見かけました。

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