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wakaba

  • 2019年10月10日

吉野彰氏は,ノーベル賞受賞者Nobel-Prize winner、リチュウムイオン電池の恩恵を受けているものは

昭和23年生まれの団塊世代の吉野彰氏(旭化成の名誉フェロー)がノーベル化学賞を受賞しました。リチュウムイオン電池の開発者です。 ニッケル電池からリチュウムイオン電池になって身の回りのものが小型で軽いものに変わったということです。 あれもこれもリチュウムイオン電池のお蔭なのです。 明るい顔のノーベル化学賞受賞者、吉野彰氏 私たちはスマホ、ビデオカメラ、ノートパソコン、デジタルカメラなど数え切れないほ […]

  • 2019年10月9日

平安な時代だった都の暮らしにタイムスリップtime slip in Kyotoできる京都御所で蹴鞠ball kicking 見物

一般公開日の最終日に京都御所を訪れました。 御苑の中を散歩しながら御所入り口に向かう途中、玉砂利の音でタイムスリップ。 御所と城との違いは、御所にはお堀がないことです。こういうところからも平安な時代であったと感じます。 雅な世界にタイムスリップ 玉砂利を踏みながら紫宸殿の方へ歩きます。 蹴鞠の一般公開 運よく蹴鞠を見ることが出来ました。蹴鞠は作法があり、一定のルールで蹴り上げる和式サッカーです。 […]

  • 2019年10月6日

活気づく錦鯉colored carpの町

新潟県山古志の錦鯉 新潟県は錦鯉の産地です。錦鯉の姿に魅了されて外国(特にヨーロッパ)からの買い付けがあるそうです。 錦鯉は江戸時代、食用の真鯉から突然変異によってその模様鯉が出現したという。泳ぐ姿、模様、色合いなど、美しい鯉が泳いでいます。 名前がある錦鯉 赤、黒、白が入った鯉が昭和三色、白ベースで赤、黒、白が入っていて女性らしいのが大正三色。見分けるのが難しいです。 丹頂鶴のように赤く丸い班が […]

  • 2019年10月5日

金銀山のGold rush Sado 佐渡には歴史的な物語がいっぱい

百人一首百番目の歌は佐渡に流された順徳院の歌 百敷や 古き軒端の しのぶにも なほ余りある 昔なりけり 百人一首 順徳院 繁栄した昔を忍んで歌ったものが最後の百番目を飾っています。 承久の乱で敗れた順徳院(天皇の位を退位して承久の乱に参加)は佐渡に流罪となり、そこで20年以上過ごしたと言われています。そして佐渡で一生を終えました。能の世阿弥や宗教家日蓮なども佐渡に流罪となっています。 佐渡には悲し […]

  • 2019年9月28日

秋の彼岸花、真っ赤な花、曼殊沙華(まんじゅしゃげ)cruster amaryllisは群れになって咲く花、あぜ道でも目立つ真紅の花

真っ赤な花の曼殊沙華(彼岸花ひがんばな) 曼殊沙華(彼岸花)の真紅の色が見事に秋の空に映えます。この彼岸花、秋の彼岸時期に咲き茎が伸びてきたと思うと、鮮やかな赤い色をつけます。 月あかりが無くても映えるほどの赤い曼殊沙華 、梵語で「赤い花」という意味だそうです。 彼岸花が咲く場所 野道やお墓にも見られる曼殊沙華。 花がよく見られる場所はあぜ道や、大きな木の下に広がる草原などです。 群れて咲く彼岸花 […]

  • 2019年9月28日

今治謹製 紋織タオルを頂きました

今治ブランドを使用するには条件をクリアしなければならないようです。 吸水性と肌触りが抜群の今治タオルの箱の中の様子、奈良時代から築上げた職人の技がタオルの中に詰まっています。 大正時代からのジャガード織の先駆者としての今治、日本人の繊細な肌にはもちろんのこと、世界中でも評判の今治タオルです。 綿100%のこのタオルは紋様になっていて、海や川の流れを連想させます。心地よい感触が気分を和らげてくれます […]

  • 2019年9月15日

数珠は正式には108個、宗派によって異なる数珠の持ち方、お線香の仕方

暑い夏も終わり、お彼岸が近づいてきました。お数珠を持ってお参りする方が多いと思います。そのお数珠、焼香をする時に人それぞれのやり方、数珠の持ち方があります。 あるご住職のお話です。「私は浄土真宗東本願寺と大谷派の教えしか知りませんから、他の宗派のやり方は知りません」と前置きされました。 簡易型のお数珠は(白い)珠を下にして(房が下がる)親指と人差し指の間で挟み、両手を数珠の輪の中に入れます。ところ […]

  • 2019年9月14日

旧暦8月15日は中秋の名月,その後の月は十六夜(いざよい)

中秋の名月   秋の真ん中頃のことを中秋と呼びます。立秋から11月頃までの真ん中。陰暦8月15日が中秋の名月となります。名月を祝う行事は各地で行われますが月を愛でるのは私たち日本人だけかもしれませんね。 9月13日(陽暦)は ♪う~さぎうさぎ何見て跳ねる、十五夜お月さん見て跳ね~る♪ と歌われる中秋の名月、 ススキや団子を供える風習が今でも残っています。  古来、日本人は生活の折目として月を愛でて […]

  • 2019年9月12日

7~8世紀の万葉集に出てくる可憐な花の歌

現在ではめったに目にすることがない「ムラサキ」 万葉集にも出てくる紫草、花は可憐な白色ですが根が染料に使われる。気品高い紫色は本来はこの紫草の根から作られた。 しかし現在は外国産に代わってしまっているという。国産むらさきの苗の成長が楽しみです。 万葉集から 託馬野(つくまの)に生ふる紫草 衣に染め いまだ着ずして色に出にけり  巻三・三九五*片思いの恋を紫色に染めた衣装にかさねて「いまだ結ばれない […]

  • 2019年9月12日

9月9日の重陽の節句に飲む菊酒は邪気を払うと言われる

9月9日は重陽の節句、菊日和とは程遠く、今年は暑い日が続きます。と言えどもコオロギの鳴き声が聞こえてくるのでもう秋なのですね。 菊は食用にも使われ、折り箱の中にも菊の花が添えられています。菊祭りは全国各地で開催されます。見るもよし、食べるもよし菊の花です。 重陽の節句 菊酒は重陽の節句に飲まれているお酒で邪気を払うという言い伝えがあります。中国唐時代の孟浩然の菊酒の漢詩がラジオから流れてきました。 […]

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