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歴史

  • 2020年1月19日

草薙の剣(くさなぎのつるぎ)one of three sacred treasuresが祀られている熱田神宮Atsuta shrine in Nagoya,central Japan

熱田の森に参拝する人たち 名古屋地区の人々に「熱田さん」と親しまれている熱田神宮。歴史が古く神社の中でも格が高い神社。由緒ある熱田さんには小正月が過ぎても参拝する人が多い。 この熱田神宮に三種の神器の一つ、草薙の剣が祀られています。(熱田神宮草薙館へリンクさせていただきます。👆)  草薙の剣の話は「ヤマタノオロチ」に出てきますがこの神話は日本人にはなじみがあります。ヤマタノオロチは […]

  • 2020年1月13日

478年前にこの地で誕生した徳川家康Tokugawa Shogunate,Ieyasu was born here in Okazaki castle

岡崎城またの名を龍城 京都と江戸を結ぶ東海道(一号線)が岡崎城の近くを走っています。東海道沿いの松の木は長年の間に枯れたりしてその風情が失われてしまいましたが、この岡崎城内にはたくさんの松があります。落ち着いた環境に岡崎城はあります。質素倹約で貫いた家康公ですが三河の人たちは今でも質実剛健の人たちが多いと聞いています。 関ケ原の合戦に大勝した家康公の銅像 江戸幕府300年の基盤を作った家康公はここ […]

  • 2019年10月22日

荘厳な即位礼正殿の儀に内外から2000人の参列

天皇陛下は天照大神に拝礼をされた後、内外に即位を宣言されました。 ここに「即位礼正殿の儀を行い即位を内外に宣明いたします」 お言葉の一部(TV中継から) 天照大神(あまてらすおおみかみ)はイザナギノミコトとイザナミノミコトから生まれた4人の神様の一人。太陽の神様です。 このように神話と歴史が繋がっている国は日本をおいて見つからない。 伝統と静寂の儀式に息を飲むような様子がテレビ中継から流れてきます […]

  • 2019年10月9日

平安な時代だった都の暮らしにタイムスリップtime slip in Kyotoできる京都御所で蹴鞠ball kicking 見物

一般公開日の最終日に京都御所を訪れました。 御苑の中を散歩しながら御所入り口に向かう途中、玉砂利の音でタイムスリップ。 御所と城との違いは、御所にはお堀がないことです。こういうところからも平安な時代であったと感じます。 雅な世界にタイムスリップ 玉砂利を踏みながら紫宸殿の方へ歩きます。 蹴鞠の一般公開 運よく蹴鞠を見ることが出来ました。蹴鞠は作法があり、一定のルールで蹴り上げる和式サッカーです。 […]

  • 2019年9月14日

旧暦8月15日は中秋の名月,その後の月は十六夜(いざよい)

中秋の名月   秋の真ん中頃のことを中秋と呼びます。立秋から11月頃までの真ん中。陰暦8月15日が中秋の名月となります。名月を祝う行事は各地で行われますが月を愛でるのは私たち日本人だけかもしれませんね。 9月13日(陽暦)は ♪う~さぎうさぎ何見て跳ねる、十五夜お月さん見て跳ね~る♪ と歌われる中秋の名月、 ススキや団子を供える風習が今でも残っています。  古来、日本人は生活の折目として月を愛でて […]

  • 2019年9月12日

7~8世紀の万葉集に出てくる可憐な花の歌

現在ではめったに目にすることがない「ムラサキ」 万葉集にも出てくる紫草、花は可憐な白色ですが根が染料に使われる。気品高い紫色は本来はこの紫草の根から作られた。 しかし現在は外国産に代わってしまっているという。国産むらさきの苗の成長が楽しみです。 万葉集から 託馬野(つくまの)に生ふる紫草 衣に染め いまだ着ずして色に出にけり  巻三・三九五*片思いの恋を紫色に染めた衣装にかさねて「いまだ結ばれない […]

  • 2019年9月12日

9月9日の重陽の節句に飲む菊酒は邪気を払うと言われる

9月9日は重陽の節句、菊日和とは程遠く、今年は暑い日が続きます。と言えどもコオロギの鳴き声が聞こえてくるのでもう秋なのですね。 菊は食用にも使われ、折り箱の中にも菊の花が添えられています。菊祭りは全国各地で開催されます。見るもよし、食べるもよし菊の花です。 重陽の節句 菊酒は重陽の節句に飲まれているお酒で邪気を払うという言い伝えがあります。中国唐時代の孟浩然の菊酒の漢詩がラジオから流れてきました。 […]

  • 2019年4月1日

新元号「令和」Beautiful Harmonyは万葉集から生まれる

初春の令月にして気淑く風和ぎ梅は鏡前の粉を披き蘭は珮後の香を薫らす(万葉集)  4月1日の今日、菅官房長官から新元号が発表されました。  今上天皇が譲位される4月30日に先立ち、今日新元号が発表されました。安倍総理の会見で、わが国が誇る悠久の歴史にふさわしい元号は何かを考えた。 厳しい寒さの後に見事に咲き誇る梅のように、次世代に明日への希望とともに大きく咲いてほしいという願いを込めているということ […]

  • 2017年1月14日

小正月に行われる、書初めなどを焚くどんど焼き(左義長、賽の神)行事

書初めなどを焚くどんど焼き(左義長、賽の神) 1年の安全と無病息災を祈るどんど焼きが小正月のこの時期に(地方によって変わります)行われます。ご神火を焚き正月に飾ったしめ縄などを燃やします。この煙に乗ってお正月は帰っていくという言い伝えがあります。 また火の上がり具合により、その年の豊作を占ったりするところもあるそうです。 宮城県大崎八幡宮のどんと祭りは14日社殿は国宝に指定されています。3000人 […]

  • 2016年11月13日

11月の酉の日、浅草の鷲神社で行われる酉の市、運をかき集める熊手などの露店が並ぶ

酉の日は秋の収穫を祝い感謝のしるしに鶏を奉納したのがはじまり。2016年の今年の酉の市は浅草では11日(一の酉)と23日(二の酉)。 浅草の鷲神社(おとりじんじゃ)の御祭神は天日鷲命(あめのひわしのみこと)、本武尊(やまとたけるのみこと)です。 酉の市まで長い長い行列が出来、神社参りに訪れる人や市に来る人たちで賑わいます。 一の酉、二の酉、三の酉の日などがあり、この日に熊手市が開かれます。熊手は庭 […]

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