CATEGORY

自然

  • 2022年9月1日

山形県 立石寺 創建860年 不滅の法灯

奥の細道を行く 山形県立石寺という寺あり。慈覚大師の開基にして殊に清閑の地なり。一見すべきよし人々のすすむるによりて尾花沢よりとつてかへし、其の間七里ばかりなり。(奥の細道) JR山形新幹線は、途中からローカル線に変わったかなというスピードで山形駅に向かいます。周辺は文字通り山が多く勾配があるためにスピードを落とすらしい。景色は緑一面の山と田畑。 蕎麦店や土産物店が立ち並ぶ市道を真っ直ぐ歩きます。 […]

  • 2022年8月7日

3年ぶりに長岡花火2022開催される。「天地人」「フェニックス」「正三尺玉」など数々の迫力ある花火

令和4年(2022)8月2~3日に日本三大花火のひとつ、長岡花火が開催されました。会場に流れる放送の説明では「戦後75年間途絶えることがなかった長岡花火の灯りが消えました。もう途絶えることがないよう心を一つにして・・・」と続きます。新型コロナに負けないほどの花火が今年は打ちあがりました。  今回は予約席(有料)を優先して場内確保に絞ったようです。花火は市内のどこからでも見られるほどの大型花火であり […]

  • 2022年7月24日

「いずれアヤメかカキツバタ」と言われるように見分けにくいアヤメ科のノバナショウブ、カキツバタ、アヤメ

斑紋で見分ける  アヤメもカキツバタも時期が過ぎてしまったのですが、咲き残っていたものを写真に収めました。 1,カキツバタ  剣状の葉を持ち、姿が優雅な燕子花(カキツバタ)、アヤメに比べると花びらがやや尖っています。見分け方が難しいのですが、カキツバタの基部は白い斑がすらっと出ています。 2,アヤメ  文目と漢字で書くように、花びらの基部に黄色と黒っぽい虎斑が文目模様になっています。 3,ハナショ […]

  • 2022年7月22日

京都祇園祭2022は3年ぶりの開催、起源は疫病を祓うための祭だった

コンコンチキチン♪コンチキチンの音  祇園祭と言えばコンコンチキチンコンチキチンが鳴り響く音が代名詞です。コロナ禍で躊躇したのですが思いきって見物に行きました。マナーを守る人が多かったお蔭でスムーズに見物出来たというのが印象。山鉾巡行の見物客の数が14万人とマスコミで発表、久しぶりの賑わいだったようです。 祇園祭りの起源  千年以上も前からの歴史を誇る祇園祭ですが、最初は疫病が流行り、その祓いをす […]

  • 2022年5月21日

静寂を破って玉砂利の音が響く橿原神宮境内、日本のはじまりを感じる神社

 50年ぶりの橿原神宮参拝です。昔の記憶は橿原神宮は遠い場所にあったたということだけですが、引率者からは、「ここの神社のことは知っておかなければなりません」という言葉ははっきりと残っています。 神武天皇が高千穂宮から東征の議を決し給われた目的は「この国のすべての人を安らいで、ゆたかに暮らせるようにするにはどうすればよいか」ということでした。  日向の地から磐余彦尊がみずから軍をひきいて進軍した時に […]

  • 2022年4月29日

5月4日「みどりの日」Green day 木々の緑が美しくなる頃

ゴールデンウイークの中日(なかび)  昭和天皇誕生日(祝日)が4月29日でした. 崩御されて以降その日を「みどりの日」として制定されました。 その後2007年から29日は「昭和の日」となり「みどりの日」は5月4日に変更されたという経緯があります。  気候的にも青葉若葉の季節であり昭和天皇は国民を一番に大切にされ、また植物にも造詣が深くあられ植樹祭には全国を行幸されました。「みどりの日」制定は国民に […]

  • 2022年4月26日

4月29日は「昭和(天皇)の日」 Showa day in Japan 激動の時代を守りぬかれた

  昭和天皇  昭和天皇陛下のご在位は皇室史上の最長記録となりました。敗戦後、陛下はマッカーサーを訪問され、ご自身の身はどうであれ(責任は天皇自らがとるというご意思)日本国民を救ってほしいことを述べられたことを受け、マッカーサーは天皇陛下のお気持ちに感動したと言われています。   日本は言語を一つにし、天皇制の中で何千年もの間、「和をもって貴しとなし」てきた国民です。そういう日本国民が分 […]

  • 2022年4月10日

蓮華王院、三十三間堂 桜と松が美しい庭beautiful garden of sakura and pine trees ご本尊が1001体もあり、世界一長い本堂は荘厳な雰囲気

桜色と朱色と緑色と少しの金色が美しい春の一日 東王門から入ると本堂正面に繋がります。 三十三間とは 正面の柱間が33あることから三十三間堂と呼ばれ、日本唯一の千体観堂として知られています。正式には蓮王院といい、1164年、後白河上皇院政庁の一画に平清盛が造成したもの。約80年後に焼失したがすぐに復興に着手し1266年に再建された。その後室町、桃山、江戸、昭和、の4度の大修理により700余年保存され […]

  • 2022年3月20日

京都 城南宮のしだれ梅と源氏物語に出てくる花の庭flowers garden of Genji Story, the oldest story written by a woman

城南宮の歴史 平安京に都が遷った時、国の安泰と都の守護を願って創建されたということです。(城南宮案内から) 平安時代後期に離宮が築かれ院政の拠点となりました。また方違(かたたがえ)の宿として使われたということです。 皇女和宮内親王が江戸に向かわれる折、道中安全の祈祷を修めた城南宮でありました。 明治維新を告げる鳥羽伏見の戦いは城南宮の参道から始まったということです。 参道を真っ直ぐ歩くと神苑入口に […]

  • 2021年11月28日

1700年代に建てられた古民家Old folk houseは庄屋の家だったin Niigata

江戸時代の古民家  世界の大国、1700年代のアメリカは独立宣言の前でした。一方日本は鎖国の江戸時代で独自の文化が花開いていた頃です。  江戸時代には地主制度があり、庄屋が村を治めて地域の為に力を発揮していた。この民家は一度村の火災に遭ったが1700年代に再建されたという。 江戸時代の庄屋の住まい  庄屋=豪農の家なので門構えの立派な造りになっている。表玄関と通用口の入り口があり、通用口と言えども […]

NO IMAGE